オメガ スピードマスター|長野市 一真堂

こちらではオメガ「スピードマスター」について、その歴史をご紹介致します。

オメガ スピードマスター

1957年、スピードマスターは誕生しました。機械式クロノグラフウォッチの代表的存在となり、数多くの輝かしい功績を残してきました。

「1969年に人類初の月面着陸」

「アポロ13号の帰還成功」

スピードマスターはNASAの宇宙開発と共に歴史にその名を刻んできました。今現在も「ムーンウォッチ」「世界で初めて月面に降り立った時計」などと呼ばれます。

宇宙への挑戦とオメガ

NASAは宇宙探査計画を進めていく中で、宇宙空間でも使用できる宇宙飛行士用の時計の必要性を唱えてきました。宇宙空間という過酷な場所で耐え抜く時計を探すべく、スピードマスターを含むクロノグラフウォッチを各時計メーカーから集め、宇宙空間で考えられるシュミレーションテストが行われたのです。

 

NASAが課した11項目のテスト

高温環境下

低温環境下

気圧/気温

相対湿度

酸素中気圧

衝撃

加速度

減圧

高圧

振動

可聴音ノイズ

通常の時計にはおよそ耐えられないようなテストだったのです。

最後まで耐え抜いたスピードマスター

 

NASAのテストは、その過酷さから比較検査まで進んだ時計が10社程あるうちの僅か3社のみだったと言います。テスト中ある時計はガラス風防が割れ、ある時計は針が止まったまま動かなくなりました。そうした中でも唯一最後まで残ったのが、スピードマスターでした。

 

宇宙探査計画を遂行する為には、過酷な環境で耐えられるように、船体の強度や宇宙服や宇宙食などの備品に至るまで特殊開発されたりしますが、スピードマスターは店頭で販売されているままの時計が採用されました。ただ一つだけ、宇宙服の外側に装着するためにストラップの変更だけは行いましたが、販売されている時計がNASAのテストをクリアした事は、オメガ社の時計製造の高さが世界に知れ渡った大きな出来事でした。

アポロ11号月面着陸

 

1969年7月20日人類が初めて月面に降り立ったこの日、スピードマスターは初めて月面上で時を刻んだ時計としてその名を残し、ムーンウォッチと呼ばれるようになりました。

 

アポロ13号地球生還

 

1970年4月アポロ13号は月面を目指し飛行中、突然の爆発事故が起こります。

それは予備酸素タンクの爆発により計器障害を引き起こす最悪の事態でした。

地球への生還が危ぶまれる中、3人のクルー達は月着陸船を救命ボートの代わりにし、この危機を乗り越えようとしました。しかし、作動するはずの自動姿勢制御装置が壊れており、地球に帰るには手動での軌道修正をしなければなりません。正しい姿勢とコースに乗らなければ大気との摩擦で燃え尽きるか宇宙空間をさまよう事になってしまいます。

姿勢を調節する為にエンジンの逆噴射を秒単位で計らなければいけない場面で、地球生還への14秒間、クルー達はスピードマスターのクロノグラフに全てを託しました。この極限の中で見事にスピードマスターは正確に時を刻み3人全員を地球生還に導きました

この功績が認められ1970年10月にオメガ社はNASAよりスヌーピーアワードが授与されました。

 

月面着陸50周年

今年2019年はオメガを身につけて初めて月面着陸に成功してから50年の記念年になります。オメガはそれを記念して世界限定1014本のスピードマスター手巻きモデルを発表しました。これからもオメガの活躍はスピードマスターと共にあるのです。

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