腕時計の選び方 印象を決めるベゼル4選

時計が格好良く見えるのは何故でしょうか? それはベゼルがあるからなんです!

時計の印象を決める大事なパーツがベゼルです!近年は時計造りがより高度になってきており、今まで無かった素材や造り方など、ベゼルも時代に合わせて様々な種類が造り出されています。

今回は数多くある中で代表的なベゼルと、その機能をどういった時に使うのかをご紹介していきます。

1 ベゼルとは

そもそもベゼルとは?と思う方もいらっしゃると思いますのでパーツ部分から解説します。

タグホイヤーカレラホイヤー02 CBG2A10.BA0654 

ガラス風防の周りにあるブラックのパーツ部分がベゼルです!ガラス風防を押さえてくれたり守ってくれる役割があったりします。ダイバーズ時計などで見ることが多いかもしれません。

 

2 ベゼルは主に3種類

(1)固定式=固定されたベゼル

(2)逆回転式=逆回転防止機能の為に一方向のみにしか回転しないベゼル

(3)双方向回転式=両方向に回転するベゼル

以上の3種類に分類されます!次ぎにアイテムと一緒にご紹介します!

 

ベゼルといったらやっぱりダイバーズウォッチ!

No 1  ダイビングベゼル(逆回転防止ベゼル)

オメガシーマスターダイバー300 210.30.42.20.03.001

ダイバーズウォッチに備わっているベゼルで、ダイビングなどする際に水中で使用します。合わせて逆回転防止ベゼルという機能が付属してきます。

ダイビング時は酸素タンクの残量と潜る時間を決めて潜りますが、その際に回転ベゼルと分針を潜水可能時間に合わせてセットします。現在はダイビングコンピューターよってダイビング時間などは細かく知る事ができますが、逆回転防止ベゼルがあることによって、もしも潜水中にコンピューターが壊れ、何かの拍子にベゼルが回ってしまったとしても、ダイバーは時計の残り時間を読み取り危機を回避する事ができます。

No 2 タキメーターベゼル(固定式)

オメガスピードマスタープロフェッショナル311.30.42.30.01.006

こちらはクロノグラフウォッチに多く用いられるベゼルで、クロノグラフを使用した際に一緒に読み取ります。主に車の走行速度の計測などに使用します。

例えばカーレースを見に行って、ホームストレートのA地点からB地点までの距離が1キロだったとします。A地点を通過したところからクロノグラフを作動させB地点に着いた時点で止めてもらう。その際にクロノグラフ針がタキメーターを指している値がその距離の平均速度になります。

No 3 GMT/デュアルタイムベゼル(双方向回転式

ブライトリング アベンジャーⅡGMT A329 CMP PSS

GMTベゼルですが、そもそもGMTとはGreenwich Mean Time(グリニッジ ミーン タイム)の略で世界標準時間という意味です!通常の時間表示とは別に第2時間帯を表示します。日本時間が分かりながら海外の時間も記せられるので、海外旅行や海外出張の方にオススメな機能です

No  4 航空用回転計算尺(双方向回転式)

ブライトリング ナビタイマー01 A022 B-1NP

航空用回転計算尺にはとても多くの機能が盛り込まれており、その名の通り航空用として造られたのが始まりです、これを搭載した時計がナビタイマーとして多くの方に知られており「腕につける計器」として呼ばれています。

回転計算尺は飛行時の速度、距離、飛行時間、燃料の消費量など飛行時に関する重要な部分を計算する事ができます。また為替レートの計算やクロノグラフと合わせて使うと、飛行機の平均速度まで出す事ができます。

この他にもまだまだ色々なベゼルがありますが、ぜひ時計選びの基礎知識としてお役立てください。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

長野市 ブランドウォッチ正規代理店
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