真珠(パール)のネックレス、葬儀でグレーや黒真珠を着けるのは何歳くらいから?

葬儀に参列の際、グレーや黒真珠を着けているのを見ることありますよね?
ほとんどの人が白の真珠はご用意されていると思いますが、最近では「葬儀にはグレーまたは黒真珠」、「お祝い事には白い真珠」のように色の違う真珠を使い分ける人が多くなってきています。

ここでは、グレーや黒真珠をなぜ持つのか?、また持つとしたらいつがよいのか? 色の違う2本目の真珠を持つタイミングや年齢について書いていきます。

グレーや黒真珠を持つのはなぜ?年齢と関係ある?

黒真珠

冠婚葬祭どのシーンでも使える白いアコヤ真珠を持っているのに、なぜグレーや黒真珠を持つのでしょう?

価値観の変化? 洋服、食べ物をはじめ様々な「好み」や「物事に対する考え方」は年齢とともに変わっていくものです。
「若い頃は可愛いファッションが好きだったのに、落ち着いたものが好きになった」とか、「色は明るい色が好きだったけど、今では黒、グレー、ベージュなどが安心するようになった」なんて話をよく聞きます。

年齢とともに、変化していく髪の色や肌の質感とも関係があるのでしょうか?「周りの人がどんな色の真珠をつけているのか気になって、つい首元に目がいく」など、葬儀に出席した際に何か感じることもあり「白いアコヤ真珠1本持っていれば十分」との考え方が、徐々に「葬儀用にもう1本用意」に変わって行くんですね。
白いアコヤ真珠は年齢にすると20代以上の多くの人が持っています。成人のお祝いにプレゼントされたり、結婚することにより親戚付き合いや、子供が生まれお祝い事で使う機会が増える為、用意される方がほとんどです。

一方、葬儀でグレーや黒真珠を着けているのは、40代後半から50代過ぎの人が多くを占めています。
その年齢になると、グレーや黒真珠の必要性を意識し始めるのでしょうか?

何歳頃からグレーや黒真珠に変えたらいい?

グレー真珠

グレーや黒真珠を着ける年齢に決まりはありません。
先述のように、「白以外の真珠をつけている人に目がいく」「何となく白いアコヤをつけることに抵抗感を感じる」ようになった時、それが何歳なのかはその人の感じ方や考え方にもよるでしょう。
あえて年齢で言うとしたら、人生経験をつみ重ね「2回目の成人式」などと形容される40代〜でしょうか。

仕事を頑張っている人であればキャリアとなり充実している時でしょうし、結婚しているのであれば子育てや仕事、家事の両立で大変な毎日に少しだけ余裕ができてきたり。
人間関係にも広がりができ、葬儀も親戚だけではなくなり友人知人、会社関係など、正装でのお付き合いも増えていく年代ですよね?(一節には、33歳37歳の女性の厄年に「魔除け」としてグレーや黒真珠を持つとも言われています)

大切なシーンでのマナー

黒真珠 葬祭

葬儀ではほとんどの人が真珠のネックレスを着けています。これは「マナー」だからです。

「とても大切な場面でマナーを守りつつ最高の装いで故人を見送りたい」、故人の尊厳をより大切に思える年齢に達したからこそ思えるのではないでしょうか。
喜びの席と悲しみの席で装いを変えるのと同じで、シーンに応じた真珠を使い分けることも大切ですね。

葬儀以外で黒真珠って使える?魅力や着けこなし方を紹介します。

まとめ

真珠をいつ持つか、何色の真珠を用意するかについてはそれぞれの考え方や、好み、使う頻度によっても差があると思います。
葬儀では、「故人を偲び悲しみの気持ちを表す」ことが大切です。 結婚式のように、気持ちを余すことなく伝えることができない「静かで厳粛な雰囲気」だからこそ、心のこもった装いでの参列を心がけましょう。

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