今回は、オールドスクールな魅力を湛えたパイロットウォッチ、「クラシック アヴィ」をご紹介いたします。
パイロットウォッチの名手として知られるブライトリング。
140年以上の長きにわたる歴史の中で、ナビタイマーをはじめ数々の傑作を輩出してきました。
なかでも、ブランド初期の航空業界とのつながりを象徴するシリーズが「クラシック アヴィ」です。

ブライトリングの空への情熱を感じさせるタイムピースは、なぜ愛され続けてきたのでしょうか?
根強い人気を持つシリーズの魅力と、その起源について紐解いていきます。
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目次
クラシック アヴィ、3つの魅力
①判読性に優れたダイヤルデザイン

クラシック アヴィの最も大きな特徴であり、デザイン上の魅力となっているのが、読み取りやすさに優れたデザインです。
1950年代にブライトリングが開発したパイロットウォッチにルーツを持つクラシック アヴィ。
コックピットの中でも瞬時に読み取れるよう、アラビア数字のインデックスが配され、すっきりとした文字盤に仕上がっています。
デザインとしても、シンプルなクロノグラフとしての機能美が際立つ優れたルックスになっています。
②ラギットなフォルム
ブライトリングらしいモダンレトロな風情漂うクロノグラフである一方、無骨さを感じさせるデザインになっているのもクラシックアヴィの特徴。
ナビタイマーやスーパーオーシャンヘリテージといった、同じ1950年代にルーツを持つシリーズと比較すると、よりミリタリーテイストで力強い印象です。

ラギットさが際立つベゼルは、ブライトリングのなかでも他のシリーズにはない特徴であり、初代「アヴィ」から続くヘリテージ。
トラッドかつ無骨なスタイルで、フォーマルにもカジュアルにも、どんなシーンでも活躍するクロノグラフです。
③名機とのつながり
ブライトリングのなかでも、ブランド初期の航空業界とのつながりを具現化するシリーズがこのクラシック アヴィ。
航空機、特にプロペラ機と深い関わりを持ち、第二次世界大戦で活躍した戦闘機へのトリビュート・モデルが多くラインナップされています。

それぞれ名機をイメージしたデザインになっており、大空へのロマンを感じさせます。
また、それらのモデルの裏蓋には、トリビュートする機体のシルエットが刻印されています。

ブライトリングと「空」の世界━━クラシック アヴィの起源
ブライトリングの歴史は、航空業界と密接なつながりを持っていますが、クラシック アヴィの誕生もこのつながりの中に見ることができます。
今回は、ブランドと「空」の世界をめぐる3つのターニングポイントに注目しながら、クラシック アヴィ誕生の軌跡を辿ってみましょう。
①戦前~戦中:「ユイット・アビエーション」
創業以来、クロノグラフの開発をはじめ、革新的で確かな技術力を持つブランドとして知られていたブライトリング。
拡大に向けた次なる狙いは、当時急速に成長していた航空業界でした。

1937年、イギリス軍務省はオンボードクロックの供給をブライトリングに要請しました。
オンボードクロックとは、飛行機のコックピットに搭載する時計。
空の上で、現在時刻や作戦の経過時間を正確に知るための「航空計器」と呼ばれるものです。
ブライトリングは、パイロットの命にかかわるこの重要な計器の製造を任されたのです。

これを受けてブライトリングは、「ユイット・アビエーション部門」を設立。
以降、航空産業(=「アビエーション」)向けの計器の製造や、軍用時計の生産に力を注いでいきました。
なお、「ユイット」はフランス語で「8」を意味します。
これはブライトリングの製造したオンボードクロックのパワーリザーブが8日間という、当時としては驚異的な性能であったことを強調しています。

かくしてブライトリングは、第二次世界大戦を通じ、航空計器としての時計やパイロット向けの腕時計を数多く開発・製造。
ユイット・アビエーション部門が開発した時計たちは、堅牢さや正確さから高い評価を得ました。
なお、クラシック・アヴィの判読性に優れたダイヤルデザインの源流は、この頃のオンボードクロックにすでに見ることができます。
②1950年代:「ナビタイマー」の登場
戦後、特に1950年代に入ると、現代のブライトリングへつながる優れたタイムピースが次々発表されます。
なかでも、ブランドと航空業界とのつながりを決定的なものにした「ナビタイマー」が1952年に発表。
回転計算尺を備える画期的な機能性、そしてそれらが整然と並ぶデザインとしての機能美が魅力の名機です。

AOPA(航空機オーナー・パイロット協会)の公式腕時計として採用される一方で、その優れたデザイン性からミュージシャンや俳優をはじめ多くのスターにも愛されました。
ブライトリング=「パイロットウォッチのブランド」という根強いイメージが形成されたのもこの頃です。
③1953年:「アヴィ コ・パイロット」

ナビタイマーが発表された翌年1953年、クラシック アヴィのシリーズの原点と呼べるモデルが登場します。
それが「アヴィ コ・パイロット」です。
パイロットにとっての頼れる相棒となるよう、「コ・パイロット(=副操縦士)」の愛称を与えられたこの名機は、ナビタイマーと二分する人気を博しました。

ナビタイマーが回転計算尺を搭載し、「機能性」が特徴であったのに対し、アヴィ コ・パイロットが重視したのは純粋な「視認性」。
当時の広告で2つのシリーズを比較してみるとその違いは一目瞭然。
すっきりとしたダイヤルにアラビア数字のインデックスが配され、一目見て瞬時に時刻が判読できるレイアウトになっています。
「見やすさ」「わかりやすさ」への徹底的なこだわりこそ、このアヴィ コ・パイロットの特徴であり、それらに裏打ちされた、シンプルなパイロットウォッチとしてのデザインが人気の理由でした。

以降、「アヴィ」の名は、ナビタイマーと並んで、ブライトリングを代表するパイロットウォッチのシリーズとして受け継がれ、根強い支持を獲得してきたのです。
クラシック アヴィの現行モデル
前述のとおり、クラシック アヴィには、大戦期に活躍した伝説的名機のトリビュートモデルが多くラインナップされており、今回はそのなかから2本をご紹介。
①クラシック アヴィ クロノグラフ 42 モスキート
(品番:Y233801A1B1X1)

イギリス空軍で活躍し、「モスキート」の愛称で呼ばれた戦闘機をトリビュートする一本。
「逆パンダ」のカラーリングに、針やサブダイヤルの赤い差し色がクラシカルかつアグレッシブなデザイン。
セラミックベゼルが採用され、堅牢さに加え、セラミック素材ならではの光沢感を楽しむことができます。
なお、モチーフとなった「デ・ハビランド モスキート」は、当時としては珍しく機体が木製で、軽量かつ高速で飛行し、様々な任務で活躍したことから「The Wooden Wonder(木の驚異)」とも呼ばれています。

②クラシック アヴィ クロノグラフ 42 P-51 マスタング
(品番:A233803A1B1A1)
大戦後期の傑作と評される、「P-51 マスタング」をトリビュートするモデル。
統一感のある黒のダイヤルに、イエローカラーのアラビアンインデックスが並ぶ、「初代アヴィ」を彷彿とさせるデザイン。
ステンレスベルトは5連パイロットブレスが採用されており、7連のものと比べてパワフルな印象になっています。
おわりに
ブライトリングの航空業界とのつながりを象徴するパイロットウォッチ、クラシック アヴィ。
長い歴史のなかでも変わらない「空」への情熱を現代に伝えるシリーズであると言えるでしょう。
ナビタイマーとも、クロノマットとも一味違う、しかしブライトリングの魅力が凝縮されたクロノグラフ、手に取ってみてはいかがでしょうか?

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