タグホイヤー/TAG Heuer モナコ/Monacoは、世界で初めてスクエアケースの防水機能を備えた時計。さらに当時の時計業界の既成概念を遥かに覆す、世界初の自動巻きクロノグラフとして登場しました。この世界初の防水性スクエアクロノグラフが誕生した時代背景とともに、モナコ/Monacoのコレクションを深ぼります。他と一線を画す異能を発揮したモナコに迫りましょう。
出典元:タグホイヤー公式サイトより Grand Prix de Monaco2025
目次
F1モナコグランプリから冠したモデル名

タグホイヤーモナコはF1のモナコグランプリに由来します。狭い市街地を切り裂くように走るマシーン。雄叫びをあげるかのように唸るエンジン音。その熱い戦いはタイトなモナコ公国に響きます。レーサーたちは音速の判断力が求められる中、市街地を最高時速290kmで駆け抜けるため、F1グランプリの中で最も困難なレースの一つ。タグホイヤーモナコは、モナコグランプリへのオマージュなのです。

革命前夜 世界初クロノグラフ タグホイヤー/ TAG Heuer モナコ/Monaco

1969年、タグホイヤーは世界初の製品化された自動巻きクロノグラフムーブメント「キャリバー11」を開発。モナコへこの世界初のクロノグラフを搭載したのです。当時のモナコは、リューズの位置が左側にありました。これは従来リューズが右側から左側へ移動していることによって、毎日手でゼンマイを巻き上げる必要がないことを示しています。それだけ当時としては非常に画期的な機構だったのです。

世界初角型ケースの防水時計 タグホイヤー/TAG Heuerモナコ/Monaco

タグホイヤー/TAG Heuer モナコ/Monacoのデザイン

では、時代を切り拓いてきたタグホイヤーモナコクロノグラフのデザインに触れていきましょう。一目でモナコと認識できるアバンギャルドなデザイン。スクエアケースに2カウンターのクロノグラフのデザインは非常に斬新。時代が移り変わり、今ではコレクションによって印象が大きく異なります。クラシックなヴィンテージから新時代を感じさせるモデルまで存在しています。


タグホイヤーモナコまとめ

タグホイヤーモナコクロノグラフは、生まれながらにして革新的なコレクションです。世界初のクロノグラフにして、世界初の防水性を持つスクエアクロノグラフ。1960年代後半に綺羅星のごとく現れ、そのアバンギャルドな容姿は、いまやアイコニックなコレクションへと昇華しました。登場以来、半世紀以上経つにも関わらず色褪せないその圧倒的な存在感は類まれなコレクションです。
引用元:
タグホイヤー公式サイト https://www.tagheuer.com/jp/ja/partnerships/monaco-grand-prix.html
RASIN WEB MAGAZINE https://www.rasin.co.jp/blog/tagheuer/monaco/?srsltid=AfmBOorOIGeoxO7M_EEoA3oe5cNtBVUJUJcNd-rM-Fs6BeziGcARx8C_
TOKEI TSUSHIN https://komehyo.jp/tokei-tsushin/article/11561